Column

カテゴリー : 2011年コラム

2011.12.03

2011 . 12 . 3 実は少し前に携帯を変えたのですが、周囲の波に反してiPhoneではありません。それまで使っていたスマートフォンがあまりに異常な動作をするので仕方無くといった感じですが、誰もが知らないEMOBILEです。おまけにこの会社、電波がだめです。地方出張が多いのですが主要な駅を出て電車が数分走るともう繋がりません。特に東北、秋田とか、、、(笑)けれど、EMOBILEは元々使...

続きを読む »

2011.06.23

ずっと前から気になっていたことだけど、今日は書きます。なぜ日本の車のテレビコマーシャルは海外でロケするのでしょうか。しかも人里離れたとても日常とは思えない不思議な場所だったりします。たまに古都だったり・・・。世界に誇る日本のプロダクツを代表する日本車。ですが、その徹底的なまでに日本人の嗜好と思考をスキャンして出来上がった凡庸なスタイルと出来すぎの機能性は、時として「デザインが悪い」と評されつつもサ...

続きを読む »

2011.05.28

国立西洋美術館で開催されているレンブラント展に行ってきました。人もたくさんで少しうんざりしましたが、とても印象的な絵画に5枚ほど出会いました。瞬間のイマジネーションを書き留めなければという衝動に駆られて暗い中で打ったケータイの文章。 ■闇はなく、そこには空間と質感がある。月夜の空間にどこまでも続く均質、全体性、遠近感と見えない向こうの連続性。(月明かりの風景) ■暗さと明るさの劇的な出...

続きを読む »

2011.04.23

少し前、スタッフと現場に向かっている途中に妙なことを考えた。そこは相変わらずの何の変哲もない住宅が建ち並び、たまにバラックのごときスナックや店舗が極めて高い密度で軒を連ねている。その何の変哲もない、と見逃してしまいそうな建物の外壁は鱗の模様に施された左官仕上げや、装飾の施されたメタルワークや開口部周りで満たされ、きっと設計者と建て主のこだわりの集積がここにあるんだなと、思った。私達の設計する建築デ...

続きを読む »

2011.03.11

日々設計の仕事をしていて、僕たちが日本人であることについて意識化することがしばしばあるけれど、その時にいつも思うのは、僕たちを取り巻く固有の文化や環境が日常の中で相対化されてしまって、正確に立脚点を見つけることが困難であるということ。例えば日本の歴史的建造物を視察してその良し悪しを議論することは、必ずしも日本の建築を議論することにはならない。身体性をきちんと睨みながら空間構成を考えていても、どこま...

続きを読む »

▲ページトップへ戻る